2020.12.04
コラム

脳ドックには検診結果を持参してください

脳ドックは脳卒中の発症予防のために大変有意義な検査ですが、あわせて重要な情報が「健康診断の結果」です。脳卒中は動脈硬化が原因でおこります。そのため、動脈硬化の危険因子について確認することが重要です。動脈硬化の危険因子は、検診の身体計測(身長、体重、BMI、腹囲)による肥満度や血液検査データ(中性脂肪、LDLコレステロール、HbA1c、尿酸など)から確認できます。そして、動脈硬化を予防するためには、それらが適正な値になるよう必要な管理(生活習慣の改善、生活習慣病の治療など)を行い確実な脳卒中予防につなげます。あいち脳神経クリニックで脳ドックを受ける際には、ぜひ検診結果をご持参ください。尚、ご要望があれば、脳ドックと合わせて血液検査を実施することも可能です。是非ご相談ください。